恐ろしいことに、前回の投稿から1年以上時間が空いております…。
この記事、正直に白状すると、とっくに投稿したつもりでおりました。
が、まさかの下書き状態のまま公開していなかったという現実がここに…。
粗忽すぎますね…。
どうぞご笑納ください。
今回は修復の最終工程です。
まずは紙を裏張りした革を本体に巻き付けて、紐でぎゅっとします。
![](https://static.wixstatic.com/media/1088f4_d239f4f3aa3e4f28b5cad4d980576378~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_261,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/1088f4_d239f4f3aa3e4f28b5cad4d980576378~mv2.jpg)
※革は、裏が毛羽立っていると貼り付けられないため、事前に加工済みのものを使用します。
ある程度、本の形に馴染んだら、余計な部分をカットしていき、
![](https://static.wixstatic.com/media/1088f4_af1d7babff1c474f8369fbae65e0536e~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_261,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/1088f4_af1d7babff1c474f8369fbae65e0536e~mv2.jpg)
サイズに問題ないか確認。
![](https://static.wixstatic.com/media/1088f4_40bc538f2da54e61b378b3314a3c0b01~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_261,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/1088f4_40bc538f2da54e61b378b3314a3c0b01~mv2.jpg)
無さそう!ということで、あとは貼付けです。
ここまでくれば完成も間近。
慎重に接着剤を塗って、本体と装丁を貼っていきます。そして再びの紐縛りの刑。こちらは画像無しです。撮り忘れました。
![](https://static.wixstatic.com/media/1088f4_31b50ac071d4484585a0b27bca2f4622~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_261,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/1088f4_31b50ac071d4484585a0b27bca2f4622~mv2.jpg)
という訳で、貼付け完了。
辞書タイプなので、作業工程はあまり多くありません。
※汚れ防止のために薄手の紙でカバーをかけることにしました。↓
![](https://static.wixstatic.com/media/1088f4_9d22530063704fb5b449edca344bde1f~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_83,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/1088f4_9d22530063704fb5b449edca344bde1f~mv2.jpg)
![](https://static.wixstatic.com/media/1088f4_c61cec25e0ae42d4a1d71b673d020229~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_261,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/1088f4_c61cec25e0ae42d4a1d71b673d020229~mv2.jpg)
あくまでも素人作業なので、色々手落ちはあるかもですが、兎にも角にも無事に完成してひと安心。
ご依頼主様にも大変喜んでいただけたので、ほっとしました。
イレギュラーなご依頼ではありましたが、いい経験にもなりましたし、結果的には引き受けて良かったと思います。